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リベンジ!
俺様は『釣道場の主』。俺様は今回密かに『リベンジ!』を誓っていた。あれは去年の五月。イソメも触れぬふがいない門下生どもを連れて鰈(かれい)を狙いに十三湖まで行ったが巨大鮠(ウグイ)しか釣れず返り討ちに合ってしまったこと。あの無念さを俺様は片時も忘れておらん!(わからん奴はおーらんど第四号を見やがれ!)
決戦の日は五月のある日曜。狙うは鰈一本!俺様は早速門下生どもをかき集め十三湖へ向かう準備を整えた。
決戦の日。なんと雨が降ってるじゃねえか!雨は時より強く、そして弱く切れ間も無く降っている。十三湖に到着しても晴れ間の出ることはなかった。雨の中での釣りは俺様の性に合わん、てな訳で決戦は延期。こうなったら門下生どもを連れて宴でもしようか。
雨の中島(なかのしま)
十三湖の沿岸を昼飯場所を求め走っていると湖上に浮かぶ中島を発見。ここは活性化センターやプラネタリウムがあり、夏は野営好きな奴でにぎわう所だ。ある門下生が俺様に気を利かせ受付に電話した。「宿泊客だけ車での出入りを認めていますが、今回に限り特別ですよ」。
なんとかたじけない!職員の暖かい対応に俺様はいたく感動したぞ!(注意…この記事を見たからって中島へ気軽に車では入れないぞ!)
さあ!宴じゃあ!
喜び勇んで園内に入り車を止め、中に入ると職員に部屋を案内された。長い旅から開放された一行は気分良く宴に興じた。
そこへ更にうれしい知らせ。あとちょっとでプラネタリウムの上映があるとのこと。星には無縁の俺様もせっかくだから見ることに。入ると、客は俺様たちのみ。まさに貸切。辺りが闇に覆われたとき俺様に最強の敵が!その名は睡魔。俺様の抵抗も虚しく数秒で意識が遠のく。
目が覚めたとき、辺りは明るくなっていた。門下生どもはゼウスが出たとか鎌倉時代の武将が出て星の見方を教えたとか言っている。よく分からんがそんなことよりも市浦村民の温かいおもてなしに俺様は非常に満足したぞ。釣りはできなかったが、人の温かさに触れ、なんとも充実した日を過ごせた。市浦村民よありがとう!また今度来るからな。待ってろよ!
十三湖へのリベンジは果てなく続く。
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