〜ワインの液面について〜(クリスティーズのカタログより)

ワインの液面の表現(ボルドー瓶目減り量)

1.ハイ・フィル(high fill):通常の充填レベル。若いワインのレベル。 10年以上の保存のワインの場合は特に良い状態。

2.インツー・ネック(into neck):フィルのレベルと同一。あらゆる熟成年度に拘らず完璧な程に良い。 瓶詰めされてから10年経過のワインの場合は特上。

3.トップ・ショルダー(top-shoulder):15年またはそれ以上の赤ワインについては通常のレベル。

4.アッパー・ショルダー(upper-shoulder):コルクの緩み、コルクとカプセルを通じた 蒸発により僅かな通常の減り。通常何の問題もない。 20年以上のすべてのワインについて容認される。1940年以前のワインについては特に良い。

5.ミッド・ショルダー(mid-shoulder):多分何らかのコルクの脆化による。若干の危険がある。 30年から40年経過したワインについては異常ではない。評価の際に通常この点を考慮する。

6.ロアー・ミッド・ショルダー(lower-mid-shoulder):若干の危険あり。評価は低い。特別考慮する材料はない。

7.ロー・ショルダー(low-shoulder):危険あり。例外的に稀なラベルまたは特別に関心を惹くワインのみ競売に付すことが許される。

8.ビロー・ローショルダー(below low-shoulder):稀少品のワイン瓶を除き、競売に付されることはない。ワインは通常飲むに値しない。

*尚、ブルゴーニュ瓶の場合は瓶形のスロープの状態からレベルをミッド・ショルダー、などと定義することは妥当ではない。 適当と判断する場合はコルクとワインの間のレベルを測定しカタログ上にセンチメートルで表示する。
  ブルゴーニュワインの条件や飲用の適宜性は同種のボルドーワインに比べて量が目減りすることによる影響を受けることが少ない。例えば、50年物のブルゴーニュワインの5cmから7cmの分量目減りは通常と認められる。年代物については3.5cmから4cmの場合は実によく、年代物の場合、7cmでも極めてよい。危険は殆どない。